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産後の職場復帰、ゲーミフィケーションで楽しくしよう!

産後の職場復帰、ゲーミフィケーションで楽しくしよう!

産後の職場復帰、ゲーミフィケーションで楽しくしよう!

産後の職場復帰を控えていると、たくさんのタスクを順序よくこなし、スムーズに1日が終えられるように、あるいはその1週間が終えられるようにしないと……と思っている人も多いのではないでしょうか。

現実問題としてはそうなんですが、あまりに日常の、そして目の前のことに埋没し、楽しくもなんともない、こなすのに必死!という感じになってしまうと、長く続くと余計に精神的にも肉体的にも疲労が募っていくものです。

そこで、今回はそんな毎日のタスクをゲームのように楽しむための思考法についてご紹介いたします。

それは、ゲーミフィケーションというものです。ゲームではない、日常の生活をゲームに当てはめ、クリアするとロイヤリティがあったり、レベルアップしたり、そういったイベントを楽しむことは、現在教育現場やビジネス、健康産業等に活かされています。

それを職場復帰をする女性のキャリア形成に当てはめて、日々の生活を少し、楽しくしてしまいましょう!

1 ゲーミフィケーションとは?

企業では20世紀から、営業部門の目標管理などに競争の概念や目標達成のごほうびを設定し、モチベーション管理を行ってきました。
もちろん、学業や企業の教育研修、モチベーション管理など、用途は企業でのものだけでなく、教育場面でも用いられています。

しかし、ずっと前から実は日常にあったゲーミフィケーションですが、実は言葉自体が誕生したのは2011年でした。
近年、私たちの生活にはインターネットが欠かせない存在となりました。それに伴いソーシャルメディアが発達したことで、ゲーミフィケーションの在り方も認知されやすくなりました。また、インターネット環境を用いたゲーミフィケーションも多く行われるようになっています。
例えば、55段階をクリアすれば、志望校に合格できる!という学習塾なんかもありますね。
私の息子が通っているスイミングスクールもかなり級が細かく分けられており、達成感を味わいやすくしています。

また、スマホにアプリをインストールして、歩いた歩数や距離でコインがもらえ、商品とこうかんできるようなヘルスケア関連のサービスもあります。

古くは、オリエンテーリングなど、パーティを組み、皆で設けられた課題をクリアしていくなどして、教育場面や企業研修で活用されてきた方法です。

あるいは、食べたお皿を決められたところに入れると5皿に1回ゲームができるサービスを取り入れている回転ずしチェーンもありますね。

海外では、例えばノルウェーの首都オスロでは、安全な道路づくりに向けて、子供たちと協力した新しいプロジェクトがあり、子供たち自身が「スパイ」となり、道路の危険な箇所を見つけたら報告するシステムを作っています。すごいのは、これが実際の街づくりに反映させられていくところにあります。

その他に、学生のスマホ依存を改善し、勉強に集中できるようにするためのアプリがあります。このアプリを立ち上げ、時間を設定すると、その間は他のスマホ機能が使えなくなる仕組みになっています。時間が延びるにつれポイントが貯まり、飲み物やお菓子、映画チケット、奨学金まで、さまざまな「ご褒美」と交換でき、放置するほど得するアプリにです。これは、デンマークのビジネススクールに通う3人の学生が開発したアプリだそうです。

日本でも有名なスターバックスコーヒーでも、コーヒーを買うごとにスターが溜まり、コーヒーや食べ物と交換できるシステムがあります。

ゲーミフィケーションは、本当に自分の身の回りにあふれています。

2 RPGなら、パーティを組もう!

さて、日常生活でゲーミフィケーションを導入しようとした時に、まず考えるのは、どんなゲームがいいか?という話になるかな、と思います。

日常生活は決して一人で行っていくものではありませんし、しかも続いていくものですので、イメージとしてはロールプレイングゲームでしょうか。

そうなると、やはりパーティを組まねばなりません。

パーティを誰と組むかは、それぞれ環境により異なりますのが、多いパターンとしてはパートナーや、子供たち、ということになるでしょう。同居家族がもっといれば、基本のパーティの数を増やすことも可能かもしれません。

長いロールプレイングゲームをクリアしていくためには、単独で行くよりも、いろいろな特性を持っているパーティの仲間との協業が重要になります。

是非、あなたの生活のパーティに、入っていただきましょう。

次に、どんな街へ出て、どんな武器や秘密道具、魔法の呪文を手に入れるかは、さあ、あなた次第、ということになります。

そして、職場復帰を果たした場合のパーティは、職場にいったら、職場の仲間とパーティを組みます。日常生活とは別のパーティを組んで、違う課題にチャレンジしている感じです。

職場のパーティ、ステークホルダーの動向や攻略法をよく知っている賢人や、一緒に戦ってくれるパートナーなど、自分のパーティに入ってもらい人を積極的に探して、勧誘しましょう。

3 ロイヤリティを考えるのも楽しい!

もう一つ、このゲームをクリアしてもらえるロイヤリティを自分で考えましょう。もちろん、パーティを組んでいる家族と考えてもよいと思います。

ちょっといい食事でもいいですし、コンビニのおやつでもよいと思います。
旅行でもいいですし、何か欲しかったものを購入するのもいいかもしれません。

そんな「ご褒美は何がいいかな」って考えるのも楽しいですよね。

ゲームも、「魔王の宮殿にいって、魔王を倒す!」などの目標がありますので、そういった目標を設けて、それに見合ったロイヤリティを家族や、仕事仲間と一緒に考えるのも楽しいと思います。

こちらの記事もご覧ください。

◎産後の職場復帰、海外はどうしてる?
◎産後の職場復帰後の女性のライフバランス3つのタイプ
◎産後の無理のない働き方のホントのところ

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